甲子園の【雨天中止】は誰が決めてる?中止になる基準を解説

野球の試合は、小雨なら続行しても、大雨となると、結構な確率で試合が中止されます。

日本はドーム球場も多く、試合感覚もゆったりしているので、雨の影響はそれほどありませんが、アメリカは屋外球場なども多く、試合が繰り越され、一日に二試合をこなすダブルヘッダーも頻繁に行われ、NPB出身の選手はこれに苦労します。

甲子園球場は、日本では珍しい屋外球場で、雨天中止も珍しいことではありません。

甲子園球場は、どのような場面で中止して、いつ発表するのでしょうか?

簡単にですが、ご紹介したいと思います。

雨天中止は誰が決めているのか

試合前と試合後によって違います。

試合前は、球団側が試合をするのかしないのか判断し、シア開始後は審判団の判断です。

甲子園球場(阪神タイガース)は、鉄道会社が経営母体となっていますので、なかなか早期の試合中止発表がなされません。

甲子園球場の土自体が水はけが良く、阪神園芸の技術力の高さもあり、水たまりがグラウンド一面に広がるゲリラ豪雨でも、試合を再開できてしまうのも一因です。

甲子園に限ったこととではないのですが、たとえばチームに怪我人が続出しているとか、調子が良くないなど、勝利の見込みが少ないときは、中止の判断も早まるそうです。

発表は、公式ホームページ、または阪神甲子園球場テレフォンサービスで知ることができます。

発表するタイミングに、これといった基準はありません。

一時間前に中止になることもありますし、台風などだと前日に中止が発表されます。

開場してから、中止になることもしばしばです。

甲子園球場での払い戻し

甲子園球場の払い戻しは、試合中止日の翌日から2週間以内で行わなければなりません。

中止された当日は行えないことを覚えておいて下さい。

払い戻しできるのは、購入した店舗です。

コンビニ等で購入したチケットは、どこでもコンビニの機器で払い戻しができます。

チケットに払い戻し番号が書いてあるので、それを確認して下さい。

なお甲チケサービスだと、クレジットカードを通じて、自動的に払い戻されるのでオススメです。

野球はなぜ雨天中止になりやすいのか

サッカーやラグビーなどですと、少々のことでは雨天中止になりません。

日程が詰まっている甲子園大会は別として、野球はなぜすぐに雨天中止になるのでしょうか。

野球の雨天中止の慣習は歴史的なものなので、定説はないのですが、おそらくですがピッチャーとバッターの関係にあると言われています。

ピッチャーはボールを、審判・キャッチャー・バッターのいる場所に投げるのですが、雨で滑って、150kmを超える物体の行く末をコントロールできないゲームを、するべき理由は少ないということです。

もちろんテレビ放映や、観客の事情はあります。

しかし、ベースとベースの間は土ですし、ぬかるみのなか全力疾走する危険性、デッドボールの危険性、雨でフライが見えないなどの、野球が雨の強い日に開催すべきでない理由はたくさんあります。

そのため野球は、サッカー、アメフト、ラグビーなどと比べても、簡単に雨天中止となります。

甲子園球場の天気の確認方法

ウェザーニュースというサイト・会社があります。

このサイトは全国各地の天気をリアルタイムで更新していて、ライブカメラで西宮市の天気を見ることができます。

読売オンラインの天気予報を見るのも一つの手です。

このサイトは、気温・降水量・風向き・風速にいたるまで細かに表示していますので、たとえば雨の日ではなくても、今日の試合でどんな風が甲子園球場に吹くのか予測に使えたりもします。

気象庁のサイトは、少しわかりにくいですが、雨雲のキャストが未来予想を含め公開し続けています。

このサイトも便利です。

全国高等学校野球選手権大会=甲子園大会はどのように雨天中止となるのか

甲子園球場は、1924年の落成以来、高校野球の聖地として使われています。

甲子園大会は15日間を通して行われ、原則として48試合です。

一日に4試合、3試合と開催されます。

この間、本拠地とする阪神タイガースは通称「死のロード」と呼ばれる長期遠征をしています。

あまり期間を伸ばすわけにはいきません。

中止を発表するのは高校野球連盟、通称高野連です。高校野球の場合は、中止当日に限りですが、払い戻しができます。

まとめ

甲子園球場の雨天中止の基準や、なぜ野球が天気次第ですぐ中止・延期となるのかなど、簡単にですがご説明しました。

甲子園球場のグラウンドの管理は、阪神電鉄の系列会社である阪神園芸さんが行っています。

名前の通り園芸・造園土木に携わっている会社で、甲子園意外にも集合住宅のグリーンカーテンを設置したり、服部緑地の庭園を作ったのも阪神園芸さんです。

かつて阪神タイガースでプレイしていた和田豊さんは、引退スピーチの際に
「日本一の球場で、常によいコンディションで試合をさせていただいた、阪神園芸の皆さん。……」と感謝の言葉を述べています。

個人的には、雨だと選手が怪我しないかとハラハラしてしまうので、雨天中止は少しがっかりしてしまいますが、選手の安全を守るためには致し方ありません。